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8.202016
バドミントン 金
日本のバドミントンがオリンピックで優勝する時代になるなんて!
聖ウルスラの高等部出身のお二人だということで時代が変わってもさすがに名門校だな=と
もうバドミントンはとっくの昔にコートを出てから縁が遠くなっておりますが
実は私の学校も四条畷学園と言えばオリンピック選手を何人も輩出しているかなりの名門校でした!
未だにOGOB会があってすっごい先輩方が歴々とそろっているのです。
なんと私、そこで中学、高校とキャプテンを務めさせていただいたという素晴らしい経験を積ませていただきました。
当時は中国とデンマークが強くて
リン・リーウェイ選手やラーセン選手のビデオに釘付けで
リーチが長くダイナミックな上に、繊細な技がどれも鋭くて真似をよくしましたね!
バドミントンは私の人生に切っても切れない根底です。
苦しさや厳しさ、競争社会と挫折感、達成感や喜び、
限界値の扉と努力だけではどうしようもならないことなどを教えられました。
そんな私の古巣、四条畷学園の練習模様は学生では考えられないほどの厳しい内容で
その風景をテレビでも何度も放送されるほど当時からずば抜けておりました。
当時はインターハイでは22年連続出場11回の優勝を果たすほどの鉄板ぶりの強さです。
春になると新入生がどさっと押し寄せてすごい数の部員が入部するのですが
1ヶ月でほとんど辞めるのです。残るメンバーは2.3人程度
部員全員でも5.6人程度しかいない団体戦出場人数ギリギリの少数チームでした。
そんな練習の厳しさに耐えながら頑張ってきた私の最初の挫折は
中学の全国大会の準決勝で聖ウルスラに負けた時です。
優勝候補ナンバーワンと言われていた私のチームが3位で聖ウルスラが優勝。
この時の負けた瞬間の、記憶がほとんどなく
無の心境とでもいうのか何も感じないというか、放心状態だったと思います。
心が取り残されたのでした。
数日経ってから負ける苦しみ、挫折感をじわじわ味わった経験がありましたね。
大人になってからの人生で大きな壁を前にした時に
この時の負けた苦しみと挫折感を乗り越えた力が
勇気と底力になり壁を乗り超えれたと言えます。
私は、やはりスポーツに熱中して学生時代に
おおよその時間を費やしたこと
苦しみや悔しさ、喜びを仲間とともに乗り越えた学生時代のかけがえのない青春と
スポーツを通して様々な経験を学び、
今はおかげで良き人生を歩んでこれたことを実感しております。
素晴らしい試合を見せてくれたこの二人に感謝しながら
東京に向けますます日本のスポーツが盛んになることを
心より期待しております。