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9.142016
(鍵付)執筆 『ちょっと一風変わった自分を奮い立たせるもの』
『ちょっと一風変わった自分を奮い立たせるもの』
心が弱いからと、自分のことを言う人がいると思うのですが、弱い心の持ち主でも、ちゃんと自分を制御し、コントロールすることはできるのです。
ダイエットをしたことがある人なら分かると思いますが、スタートからしばらくは、目標に向けて着実に自分をしっかりとコントロールができている状態が続くのですが、1ヶ月経つ頃から、結果が目に見えて現れてこないと、コントロールしている自分自身がぶれていく。
だから制御がきかなくなって、ついつい知らないうちに、お酒の量が増えたり、おやつに走っていたり、従来依存していたポテチ、あま〜いチョコに走ってしまうのです。
仕事も同じで、頑張りたい、もっと輝きたい、そんな風に思っていても、頑張れば頑張った時ほど、その乗り越えた壁が大きければ大きいほど、バーンアウトなる現象に心が解けてしまう。
やりきった症候群とでもいいましょうか、自分は、この壁を乗り越えるのが精一杯で、やりきった充実感とともに、次のまだ見えぬ大きな壁に
すでに恐怖を抱いているのである。
そんなバーンアウト症候群に人は陥りがちですね。
そんな、バーンアウトしてしまうだろう自分の弱さを受け入れていることが大切だと私は思うのです。
そして、自分の弱さに気づいていれば、
私のように自分を奮い立たせ続けるものそ
見つけておけばいいのです。
私たち家族は、あの頃、見えない壁を想像して、その都度萎縮している暇などなかったのだ。
いや、実際、私は誰にも見せない一面では
自分の部屋で一人の時に限り、恐怖に怯えて何度も嗚咽を漏らしていたことがあります。
私の心が折れたら、家族全員の心が折れるという自覚があるがゆえに、私の心の弱さは誰にも知られることのないように、自分でセルフコントロールして心を奮い立たせて、壁を乗り越えられる精神力をいつでも十分にみなぎらせておく必要があったのです
そんな頃の、ちょっと一風変わった私を奮い立たせるものとは、
切った張ったの世界です。極道もん!
毎朝、この極道もんのビデオを流して気持ちに喝を入れるのです。
極道もんの一番の魅せどころ『義理人情の熱いシーン』と、『男を貫いて戦い撃ち抜かれていくシーン』と、『荒波を揉まれながら、のし上がっていくシーン』のこの3つの同じ場面を何度も何度も繰り返し流して、そのビデオを見ながらお化粧をするのです。
テレビも音楽も禁止していた私が、たまたまひょんなきっかけでこのビデオに出会ったのです。
当時、1.5坪のプレハブの販売現場で半年間も他社の営業マンの方たちと現場待機していた時期があり、男が3人と私の4人。
お客様が来る時間がおよそ決まっているので、空いてる時間はチラシを作成したり、アプロチブックを作ったり、それ以外は暇な時間を営業マン達は持て余しているのです。
時間を無駄に使っている現場をとても苦痛に感じていた私でしたが、
そこでは、不動産の先輩営業マン達に、セクハラかと思えるような見たくないようなことから、聞きたくないような馬鹿な話や、客先訪問の仕方から、不動産の売り方までいろいろ教えていただきました。
おけげで、男性社会に一気になじむことになりましたが
そこでもう一つ知ったことが、この極道の映画に、私の心が共感し、私を奮い立たせるものだということでした。
余談ですが、そんな極道なビデオを見ながらお化粧するわけですから、どんどんと化粧が濃くなって、厚化粧になっていきました。
そして、私の極道もんのビデオを見てい風態を見て、家族の誰もがそんな私を心配していたと、後で知るのですが、
2年近くはまっていた極道もんから、ようやく、宝塚歌劇団との出会いで、私を奮い立たせる存在はあっさりとシフトチェンジしていきました。
宝塚の清く正しく美しくの教えと、そこで頑張るタカラジェンヌたちの姿は、現在に至るまで私の志を高くたもてるマインドセットしてくれる存在になっております。
そんなちょっと一風変わった自分を奮い立たせるものが、身近にあると、心が折れそうな時に、最初の志した気持ちに戻ることができるのです。