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12.172016
理不尽は経験すべき体験の一つだと信じますか?
理不尽の壁を
共にいくつも乗り越えた仲間と
久しぶりに語り合う!
あの時代を共に
過ごした仲間達は
ある種の共存共栄の精神を
みんな互いに持っている。
苦しさを共に味わった仲間だから
何年経とうとも
互いに切磋琢磨することができる。
そして
みんな
それぞれの自分の業界の中で
成績は常にトップを走ってきてる
1980年代のスポーツの世界は
いわゆるスポ根の精神が
強弱を決めていた。
ある友達が
母性愛と父性愛違いを
教えてくれた。
なるほどなと思い
簡単に説明すると
「母性愛は慈しみ
愛情をたっぷりとかけて
育てる」
「父性愛はいい意味で
理不尽でなければならない」
と言うのである。
なるほどな!っと思った。
理不尽といえば
私たちの時代の
スポーツの世界はかなり共通している。
あの頃のスポ根には
独特に理不尽な世界が通用していました!
世界一を目指して
先輩の背中を追い
洗濯物からお部屋のお掃除
なんでも言われればしました。
先輩たちは神なのです。
カラスが白だと言えば白だし
先輩が目の前を通ると
ずっと、ひたすら頭を下げて礼を尽くし
本当に言われればなんでもする。
理不尽に怒られても
言い返すなど、もってのほかです。
さらに監督には
愛の鞭をビシバシ受けて
普通に青タンできるビンタは
毎日さんざん作ってましたよー
「しんどい」「できない」は通用しない!
倒れて起き上がれなくなるまで
「しんどい」「できない」は
言えないのです。
今では考えれないような
スポ根世代です!!!
全て、試合に勝つ為だと
受け入れて
アドレナリン出まくってましたよー!
そして、
また自分が上の立場になり
後輩を育てる時もそうしてきたよね。
私はこのクラブの主将をさせていただき
ソウル、バルセロナや
アトランタなどずっと
バドミントンが
オリンピック種目になってから
オリンピック選手を
ずっと何人も出してきたチームの主将を
努めてましたから
伝統を守る責任がとてもあり
学生ながらに当時は相当な重圧感を
感じていましたね〜!
ほぼ毎年
日本ランキング1位を育ててきた
名門中の名門と呼ばれた
チームでしたからね〜
あの頃に育てられた
自負心や
自尊心
自信
さらには、挫折感や
それを乗り越える自己肯定感は
誰にも負けないぐらい持つ事が
今の人生につながっていますよ!
私の、今の人生が
とても幸せなのは
全てあの頃、お世話になった先輩や
監督
後輩たちや
サポーターの皆さまのおかげなのです。
理不尽は経験すべき体験の一つだと信じますか?
大人の社会は理不尽なことが
普通に起きます。
そこを避けて通ることもできます。
でも
いつも避けて通っていると
チャンスも避けて遠ざかっていくのです!
おそらく私が思うに
理不尽な事とチャンスは表裏一体
なのだと!!!
そう思うと若くして
- 忍耐、
- 我慢、
- 苦労、
- 悔しさ、
- 喜び、
- 興奮などを
体験することができた事は
宝を探す力になり
幸せを手に入れる底力になったのです!!!
(私の講演会の時に応援に来てくれた写真)
今時
「スポ根って何?〜無理むりーー!!!」
って、思っている子供たちが多い時代
そして
親が先生に偉そうに言ったり
スポーツの世界でも
選手を選ぶに強弱ではなく
全員に公平に出場できる機会を
与えるように!という
モンスターペアレンツが
猛威をふるう時代でしょう〜
残念な世の中だよね〜!
30年間続いた我がチームの伝統も
こうゆうモンスターたちによって
潰されそうになっているのが
現状だそうです。
OBOGに
何人もオリンピック選手や
国体選手
日本ランキング1位を
100人近く出しているチームにも
末路があるのだと
つくづく残念で悲しい気持ちになりました。
『勝つことだけが、全てじゃないんだ!』
身体能力には限界があるんだ。
才能って言えばわかるかな?
才能でタイトル1位とって
それぐらいで自惚れて
チヤホヤされすぎたプレーヤーが
大人になってからの後の人生が
どうなるかっていうと
想像つくよね〜。
強いだけじゃダメ。
負けて這いつくばる苦しみや
仲間の夢を背負う
思いやりや協調性
そんな夢への思いや
挫折感を経験し
人としての器が形成されるんだーって
昨日は3人で熱く語ったなぁ〜
今日のお店は2015にもう一度行きたーいと
思った大阪福島のお店です!
福島 桜屋
06-6452-3901
大阪府大阪市福島区福島5-12-19 南出ビル 1F
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27039561/
バドミントン時代の後輩たちと
久々に良い楽しいお酒を飲みました!
二人とも仕事においても
とても優秀です!!!
ますます日本のバドミントンが
盛り上がることを
願っております!!