アロマWell-Being研究家の池端美和です。

今日は、私が特任教授を務める武庫川女子大学薬学部での、興味深いアロマ療法の研究プロジェクトについてお話ししますね！

私たちの研究チームは、

アロマが日常生活にどのように役立つかを探求しています。

5つのチームがそれぞれ異なる角度からアロマの効果を研究しており、

今日はそのうちの一つ、「ストレスに対処するためのアロマテラピーとダイエットの関連性」に焦点を当てたチームの活動についてご紹介します。

このチームは、ストレスやイライラが過食につながる可能性に注目しています。

まず、年齢層や性別によってストレスが食行動にどう影響するかを調べ、どれくらいの人が感情による食べ過ぎに悩んでいるかを明らかにしました。

続いて、リラックスや穏やかな気持ちを促すアロマオイルを文献を元に選定。

これらのアロマオイルを用いて、

心地よい香りのブレンドを作成しました。

モニタリングでは、

参加者にその香りを評価してもらい、

気分がどの程度変わったか、

過食を防ぐ助けになったかなどを詳細に尋ねていきます。

この研究は、香りが私たちの心理状態に与える影響を深く掘り下げるものです。

今後の研究では、

参加者は様々なシチュエーションで香りを体験し、自分の感情や食欲への影響を観察してもらいます。

たとえば、ストレスが高まる状況で

特定のアロマブレンドを嗅いだ後、

参加者は自分の食欲がどう変化したかを報告します。

この過程で、アロマが心の平穏を保ち、

過食への衝動を抑える助けになることが期待されます。

私たちは、アロマが日常生活で直面する様々な課題、特に心理的ストレスやダイエットにどのように貢献できるかを探っています。

この研究から得られる知見は、アロマテラピーの実用的な応用についての理解を深め、より多くの人々にその恩恵をもたらすことを目指しています。

アロマの力を通じて、私たちは健康で幸せな生活を送るための新たな道を開拓しているのです。

これからも、アロマテラピーの可能性を追求し続けることで、私たちのウェルビーイングに貢献できることを願っています。

武庫川女子大学薬学部でのこのような研究活動は、私たちの日々の生活に密接に関わる健康とウェルビーイングに対する新しいアプローチを模索しています。

アロマの世界は無限の可能性に満ちており、私たちはその一端を探求し続けています。