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6.172021
なぜ、認知症予防・改善にアロマテラピーが効くの?
なぜ、認知症予防・改善にアロマテラピーが効くの? 私も最近よく物忘れするようになって、あれ、なんだっけ?なんて思うことが増えてきて自分も認知症予防を考えないといけないわ!って本格的に思うようになりました。 予防は早ければ早い方がいいそうです。 私の母も認知症かもしれないって思ったのが67歳ぐらいだったと思います。 そこから徐々にはっきりと認知症だとわかるようになるまで3年ぐらい。 そのあとはどんどん機能が低下して私のことがわからなくなるまで5年ぐらい。 そんな母を自宅介護をすることを選択して、家に介護用品は手すりやベッド様々な準備をしながら始まりましたが、一人では生活がままならない母と、長い介護生活を共にしてきました。 先日、自宅介護には既に限界があって有料老人ホームには入れるのも今が最後のチャンス*だとケアマネさんにも背中を押していただき母が施設へ入所しました。 [*これ以上の認知機能が衰えると有料老人ホームではなくグループホームになると聞きました。] 母は今もその状況に慣れようと頑張っているようです。長い介護生活の中では湧かない感情(愛おしさや、寂しさ、)が、少し距離ができ湧いてくるようになりました。 この母の頑張りをみていると、私もこの先において、絶対に娘に迷惑かけないように今からでも認知症予防を頑張りたいとやけに思います。 母も頑張っている! 認知症予防は早ければ早いほど有効だと認知症をとても深く研究されている鳥取大学の浦上先生もおっしゃっていました。ぜひ下記をご覧ください。 「嗅覚が鈍るのは、アルツハイマー型認知症の前兆」
認知症、特にアルツハイマー型認知症を発症すると、まず脳の記憶機能をつかさどる「海馬」が萎縮すると考えられてきました。 しかし、近年の研究で、海馬に直結した「嗅神経」と呼ばれる嗅覚をつかさどる神経細胞が先にダメージを受けることが分かってきました。
「もの忘れよりも先に、匂いが分からなくなる」
ということは、2007年ベイシカゴのラッシュ大医療センターのロバート・ウィルソン氏の研究でも発表されています。
嗅神経はもともと他の脳神経より高い再生能力を持っており、適切な香りと効果的な刺激があれば機能が回復しやすい特性がありま す。
嗅覚の活性化(オン)と鎮静化(オフ)を繰り返すことで、においを感じる嗅神経とともに記憶をつかさどる海馬も活性化するといわ れています。
参考資料】 アロマの香りが 認知症を予防・ 改善する 浦上克 哉 著/宝島社 (2016/12/26)
認知症予防・改善におすすめのアロマテラピー
認知症には、時間によって精油の組み合わせや配分量を変えるとより効果的だと言われています。 精油には「神経の活性化」を促すもの、「神経の鎮静化」を促すものがあり、それぞれ時間帯によって使い分けることが大切です。
朝ブレンド ローズマリー:レモン 2:1
夜ブレンド ラベンダー:オレンジ2:1
ローズマリー:集中力が増す
「若返りのハーブ」とも呼ばれるローズマリーは、血行促進や新陳代謝を促し集中力・記憶力を向上させる効果があります。
レモン:気持ちが高揚する
とてもフレッシュな香りがするレモンのアロマオイルは、気持ちの切り替えに 最適です。
リフレッシュ効果があり、気分を高める効果があります。
ラベンダー:安眠効果が高まる
ラベンダーの香りに含まれる「酢酸リナリル」という成分には神経を鎮める作用があります。
深くリラックスでき、安眠にもつながります。
オレンジスイート:高いリラックス効果
甘くフレッシュな香りが幅広い年齡に人気のオレンジスイート。柑橘系に多い 殺菌効果があり、冬場の風邪
なぜ、認知症予防・改善にアロマテラピーが効くの?についてお話ししました。