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1.312020
我が家に伝わる「おもてなし」
兄「この食器?見たことあるけど」
私「そうそう昔使ってた食器やで」
兄「ええーー!すごい!」
私「持って出てきたんやで。」
兄「多くのものを失ったけど、ここに懐かしい食器があったんや。嬉しいなぁ」
って
喜ぶ兄
あれ!今まで気づいてなかったの?
って笑
我が家には父が好きだった須田菁華先生の食器を大切に受け継いでます。
その食器の数は
およそ100点ほどあり
種類は30種類ほどになります。
なぜ器をこのように大切にしてきたのか?
理由があります。
我が家はいつも多くの人が訪れる賑やかな家でした。
訪れるお客様に心を込めて「おもてなし」を
するために父が窯元まで足を運び
選び集め想いをびっしりこもった器たちで
お客様に料理やお酒を楽しんでいただいておりました。
その想いを受け継ぎ
この美しい器を活かして
父と母のように
私も心のこもった「おもてなし」ができるようになりたいと思っています。
父が大好きでコレクションした須田菁華。
私が紹介するまでもなく
世に知れ渡る名高い窯元でありますが
父が足繁く通った窯元
菁華窯は四代須田菁華です。
初代は明治39年より120年受け継がれ
今も変わらぬ昔ながらの手仕事で
本当にどれもこれもぽってりとして
持ち手に温かみを感じる風合いが楽しめます。
せっかくなので
私ん家の器を備忘録も兼ねて
ちょっとご紹介いたします。
四代須田菁華 染付祥瑞捻文梅形皿 大皿
梅の模様が描かれどっしりとした風格が伝わる一皿
四代須田菁華 染付葡萄文向付中鉢
四代 須田菁華 天啓赤絵魚網文盛り皿
四代須田菁華 吹墨双魚文皿
四代須田菁華蝶文小皿
四代須田 菁華「赤彩 かぶら文」
四代須田菁華 色絵葉文碗皿コーヒーカップ
四代 須田菁華 染付 梅花紋 湯呑
四代須田菁華吉字酒盃
良いことが起こりそうな盃ですよね!
4代目須田菁華 赤彩冨貴酒器セット
四代須田菁華 呉州赤絵赤玉馬上盃
四代須田菁華 天啓赤絵むぎわら湯呑
父のお気に入りの湯飲みでした。
呉州赤絵牡丹文向付
万暦赤絵竜文茶碗
置いているだけでも
すごく色鮮やかで可愛いんですよね
父が選ぶのでどちらかというと
可愛いものよりカッコいい古典柄が好きだったようですね。
可愛いものはきっと母が選んだんでしょう!
ぜひお家へ遊びに来てください!
母の介護もあって
夜、食事に出掛けるのが
なかなか難しいのですが
私の家だといつでもオッケーです!
真心こめた「おもてなし」をします!
須田菁華 九谷焼
1906(明治39)年〜
染付や祥瑞(しょんずい)、呉須赤絵、古赤絵、
古九谷など
須田青華
*〒922-0256 石川県加賀市山代温泉東山町4
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