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7.202021
『ええもんつくりなはれや』
今日も神戸星城高校の授業の一部を紹介します。
その前にこちらの高校は『AI時代を生き抜く力を身につける』や『卒業して10年後二回カス10年後に開花する教育の実践』『アントレプレナーシップ教育』など様々な視点を取り込み『社会で役にたつ実践的な人間を育てる』教育方針を情熱的に執り行っている学校です。
『実践的な!』
このことが本当にに大事だと思います。
私たち関西ニュービジネス協議会が年6回授業をとして、こうした実践的なことを現役経営者が様々な視点から授業を行います。
『16歳からの起業塾』について続けてここ数日ブログで紹介してきました。
最後は、起業家マインドを伝えていきます。
ここからは谷岡先生の授業になります。
↓↓
起業家が起業する理由は進学や、就職と一緒なんですよ。
『自分が幸せになる、そして周りの人を幸せにするため。』
と谷岡先生の言葉にみんなが耳をすます。
宿題をやってくれている「みんなが気になる企業の企業理念を調べよう」を今日は見ていきましょう。
おや!
この生徒は自分の使っているテニスをラケットを扱うミズノ株式会社を調べてくれたんだね。
この視点いいね。
自分が好きなものや、使っているものは必ずどこかの会社作っている。
と言いながら生徒の小さなことでもしっかり褒めてやる気にさせる谷岡先生。
さらにミズノの創業者について谷岡先生が紹介する
このミズノの創業者水野利八さん
9歳で田舎大垣から大阪に丁稚奉公に出てきたという。そして日露戦争に行き肺に大きな病気を患って帰って来るそうです。
どうすれば健康になれるのか?
こうした不満や悩みがビジネスの種になるというお話をしましたが、水野利八さんも自分の健康を取り戻すために考えたそうです。
これこそピンチをチャンスに変えるのが起業家精神が出てきますね。
さて利八さん、健康を取り戻すためには、健康的なスポーツ選手に聞くのが一番だと思いついて、スポーツ選手に会いに行くそうです。
(いや、あちこち会いに行っている時点で既に元気ですごい行動力ですやん・・と心でつぶやく私)
その時です!
その時に利八さん、スポーツ用品を作っていくことに出会うのです。
まさに運命ですね!
利八さんは、毎日の楽しみが京都で野球を見ることだそうでした。
そこで野球用品に注目し日本製の良いボールやグローブなどを作ろうと考えるのです。
それが今の野球の文化を作り上げたのです。
ピンチをチャンスに変えるのが起業家精神
水野利八さんの名言にこんな言葉があります。
『ええもんつくりなはれや』
良いもの作れば安売りしなくて良い
絶対安売りしない
職人が丹精込めて作ったものだから安売りは絶対にしてはならない
良いものを使うと感動する
『ええもんつくりなはれや』
『AI時代を生き抜く力を身につける』ここにヒントがあると感じました!!
谷岡先生流の授業いかがでしたか?
私もこんな授業ができるように頑張りたいと思います。
そして私も『ええもんつくりなはれや』というマインドを忘れず使う人が感動するものを作れる人になります。