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7.172021
60兆8216億過去最高!?さて、なんの数字かな?
これは何の数字でしょうか?
・60兆8216億
・過去最高
(うにょ??)
(なんの数字だろう??)
「君たちはわかりますか?」と生徒たちに聞く谷岡先生。
(さて?私もさっぱりわからない??)
答えはなんと
2020年度日本の税収でした!
コロナ禍で専門家たちが予測した税収は55兆円でしたが蓋を開ければ見事に60兆円越え。
不思議ですね、だっておかしいですよ!
連日ワイドショーで不景気だ、なんだと言って煽られているのに過去最高の数字ですよ。
では、なぜ伸びたのか?
実際に伸びた理由を挙げると、巣篭もり消費があることや、消費税が10%になったことなども税収が過去最高の要因だそうです。
(なぜ?どうして?が生まれるとからくりに気づくことができますね)
私たちが見ているメディアはほんの一部の情報ということですね。
こうゆう「からくり」が分かると面白いと思いませんか?
と、興味を生徒たちに惹きつけていく谷岡先生。
そして
税金繋がりもニュースでもう一つ、これ知っていますか?
最近の100年の歴史の中でも画期的なことが2つ決まりました。
1つは税収においてです。
日本では会社は儲かるとそのうちから税金を払います。
例えば100万円で30万円ぐらい約30%程度の税収を支払うことが義務になります。
一方で世界を見るとどうなんでしょうか?
日本よりも税収が安い国があればどうでしょうか?
(生徒たちはのめり込むように、ちょっと難しい話でも真剣に聞いてくれています。)
タックスヘイブンTAX HAVENて聞いたことありますか?
グーグル、アマゾン、アップル、ファイスブックなどがTAX HAVENをうまく利用して利益をたくさん出していたと言われています。
税収の低い租税回避国へ会社を移すことで利益を上げる。
合法だから悪くないけれど税金は国を運営する上で必要なお金です。
優良な企業が税金の安い海外へ流出してしまうと国は困りますよね?
(うんうん。と、頷き聞いている生徒たちの様子。)
谷岡先生の税金の話にどんどん引き込まれていますね。
本当にこちらの生徒さんたちは素直です。
そして続けて、
今回のG20では世界基準を設けて最低税収を決めた会議になりました。
世界基準で最低税収15%が決まり、これはかなり画期的な取り決めだと言われています。
なぜ高校生にこんなTAX HAVENのような、ちょっとずるい話をしているのか?
(あーー谷岡先生はこれにつなげたくて、この話の要点はつまりここなんだ。)
会社が儲かる→納税
人を雇用する→給料を払う→消費
(一番大事なことってなんだろうか?つまりここがポイントですね。)
企業家のマインドを知らずに起業してしまうとお金を儲けることばかり考えてしまうけれど
儲けたお金のうち税金はワクチンや、今で言ったらオリンピックなどさまざまな国を運営していくために使われています。
つまりお金を儲けることで税金を払って周囲の人を幸せにしているんですね。
起業とは自分も幸せになって周りの人々も幸せにすることが大事なんだ!
谷岡先生は、起業家マインドを学ぶ前にこのことをしっかりと学んでおいてから、税金のお話しを導入にされていたんですね。
16歳からの起業塾はマーケティングの考えや企業家の考えを教える授業になっていますが、
本題に入る前にこうした大切な考え方をしっかりと伝えて授業を行なっております。
・60兆8216億??
大人の私たちが聞いても勉強になります!
神戸星城高等学校の授業の様子でした。こちらにも内容が紹介されています!→こちらから