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1.32019
「霧深きエルベのほとり」観ました!
今年の初観劇は宝塚大劇場 星組公演
紅ゆずるさんと綺咲愛里さんが主演する
「霧深きエルベのほとり」です!
(まだ観ていない人は
ちょっとネタバレ的もあるので
ご注意くださいね!)
宝塚大劇場の新春に選ばれた作品だからこそ
期待が高まっていました。
これで、面白くなかったらショックも大きい
と、そんな期待と不安混じりでしたが。
見事に、不安払拭!
素晴らしい作品でした。
感謝感激!
この作品を調べてみると
なんと56年前に上演された作品で
脚本は日本を代表する劇作家の
菊田一夫氏の作品で
本当に素晴らしく
主人公の人間的な姿が見事に描写されており
主人公像がどんどん頭に蓄積されていきます。
宝塚らしい名作と
紅ゆずるさんの演技力が
どハマりしていて
心ゆくまで堪能できる素晴らしさでした!
主人公のカール・シュナイダーは
船乗りの荒々しい気性
口も悪く品位はない
海の男でおおらか
太陽が似合う陽気な人柄
遊び人風に気取っている
実は女の見る目がない
根は優しい良い男
そんなカールが
超名門のお嬢様と恋に落ちるのです。
この名家のご令嬢マルギットとの
身分違いの二人の恋の行方に
ドギマギさせらていきます。
[私の心の声]
マグリットちゃん!
どんなに今は愛し合っても
それは無理でしょー
父親との確執で家を飛び出て
そこで出会ったカールに
一夜で恋に落ちて
そして
父親との確執が誤解だとわかると
もう意地を張る必要もなくなった。
マグリットちゃん!
長続きしないわよーー
メロドラマチックに
きっと
恋に恋して
後になってその気持ちが
一時のもと悟った時
一番傷つくのはカールなんだから
いい加減にしなさい!
マグリットちゃん!
気まぐれで世間知らずなお嬢様!
あなたは許嫁と結ばれることが幸せなのよ。
あんな良い許嫁がいて
本当に感謝する気持ちがなさすぎ!
バチが当たるから早く悟りなさい!
妹や家族
許嫁
そしてカール
みんなみんな傷つけているの。
早く大人になりなさい!
そしてカール
あなたはやっぱり女の見る目がないんだね!
遊び人のように振舞っているけど
根は純粋で照れ屋だからねー
本当に
おバカバカ!
今度こそ本当の愛を見つるんだよー
[吹きこぼれる私の感情でした]
ほろ苦くて切なく
泣き笑い
うるおいあり
哀愁に誘われ
カールの号泣シーンは
会場中からすすり泣く声が響き
私も同様にボロボロと涙が溢れ落ち
女ゴコロも母性も同時に
いろいろ感じさせたれました!
もう一度観たいと思うとても良い作品でした!
また観に行きます!
ぜひ、宝塚まだ観たことないという人にも
とてもステキで
わかりやすい作品なので
おススメです!